商業登記とは
人は物を所有(持つ)することができます。例えば、車だったり、マンションだったり、お金もそうです。動物は物を所有することはできません。家族同然のペットでも、車を所有することはできません。
では、何故、会社は物を所有することができるのでしょうか?
それは、会社が「法律が特別に人として認めているから」=「法人」だからです。
人は生まれると出生届けを出して、戸籍と住民票に記載されます。引っ越せば転出届を出して、住民票が変更され、結婚して名前が変われば戸籍が代わります。免許を取ったり、車や不動産を買ったり、あらゆるところで、住民票や印鑑証明書、または戸籍など提出した経験が皆さんもあるかと思います。こうすることにより、あとあと問題が起こらないように、その人の身元を証明する必要があるからです。
会社も「法律が特別に人として認めている」以上、同じことを要求されますが、法人の場合は、それらがすべて登記によってなされているのです。 会社の登記は会社が「法が特別に人として認めている」ので、当然、その手続きは複雑です。
司法書士はその手続きのお手伝いをし、お客様に代わって法務局に登記を申請します。
具体的には次の場合にご相談下さい。
・会社をつくりたい。
・会社の商号を変えたい
・新規事業を始めるので目的を追加又は変更したい。
・本店(支店)を移転したい
・知人を役員に加えたい
・役員を変えたい
・有限会社を株式会社に変えたい
・資本金を増やしたい(減らしたい)